東京のすし屋の娘でもある、江戸前寿司伝道師Satomiです。
「ヒラメ」や「イワシ」の意味って聞いたことありますか。
皆さんの職場に、「ヒラメ」や「イワシ」はいませんか。
今回は、悪口で使われる「ヒラメ」や「イワシ」について紹介したいと思います。
個人的にどちらも好きではないんですけど、通勤している時は、直接関わることはなかったかなと感じます。
ヒラメ

「ヒラメ」とは、カレイ目カレイ亜目ヒラメ科に属する魚の一種。広義には、ヒラメ科とダルマガレイ科に属する魚の総称です。
ヒラメとカレイの見分け方


「ヒラメ」と「カレイ」とを判断するのに、「左ヒラメに右カレイ」と言われますが、
お腹を自分側においた時に、左か右かで判断します。
また、ヒラメ口が大きく、カレイはおちょぼぐちなのも特徴の一つでしょう。
悪口の「ヒラメ」
では、なぜヒラメは悪口にも使われているのかですが、「ヒラメ上司」って、聞いたことはありませんか。
ヒラメは、上に目が付いている=上司の顔色だけをうかがっている人のことを言います。
「上の役職に媚を売っている」ということです。
ヒラメ上司の傾向と対策

今まで色々な人に会いましたが、人種・年齢関係なく、腰が低く、親切で、良い意味で普通な人にすごいと思う人が多かったです。
平社員も「ヒラメ」?
じゃあ、「平社員って何?」と思うかもしれませんが、
平社員の「ひら」は、ヒラメではなく、地位の低いものや技量の未熟なものは、抜きん出るところがないことから、「へいへい(平平)」と表されたもので、役職のない社員を「平社員」というとの説があります。ペーぺー(平平)。
「イワシ」とは?
イワシとは、狭義には魚類ニシン目ニシン亜目の複数種の小魚の総称です。
海面近くを群れで泳ぐ回遊性の魚で、古くから安い総菜魚として庶民に親しまれてきた魚になります。
悪口の「イワシ」とは?
イワシは常に群れをなす魚なので、「横断歩道、みんなで渡れば怖くない」という考えの人を指します。1人では何もやらない、何もできない人のことを指してつかわれます。
「群れをなして、大きく見せる」と言った意味もあります。
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まとめ
ヒラメとカレイの見分け方は「左ヒラメに右カレイ」。
上司の顔色だけをうかがっている人のことを言います。
平社員の「ひら」は、ヒラメではなく、
地位の低いものや技量の未熟なものは、抜きん出るところがないことから、「へいへい平平」と表されたもので、役職のない社員を「平社員」と言う。
イワシは、1人では何もやらない、何もできない人のことを指してつかわれます。
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