東京のすし屋の娘でもある、江戸前寿司伝道師Satomiです。

皆さんが「すし」と聞いて思い浮かべる「すし」はなんですか?

「握り寿司」を思い浮かべる方が多いかも知れませんが、日本には数多くの「すし」が存在します。

今回は、高知県の「すし」をいくつか紹介したいと思います。

関西・中国・四国地方の「すし」

関西・中国・四国地方には、大阪ずしをはじめ、さまざまな種類の箱ずしがあります。

高知県とは

高知県は四国にある県です。その大半が農村地帯で、山々、河川、太平洋沿岸のビーチで知られています。県庁所在地の高知市には、1600 年代建立の高知城があり、これは江戸時代の城の中でも特に状態のよいもののひとつです。何世紀も続いている日曜市では、食品や日用雑貨を売る何百もの店が軒を並べています。夏に開催されるよさこい祭りの間は、色鮮やかな法被を着た踊り手たちで通りが埋まります。

いなかずし

地元の食材を使ったすし。

山間部では、しいたけ、みょうが、りゅうきゅう(ハスイモとよばれるサトイモ科の植物)などのにぎりずしや、たけのこ、こんにゃくにすし飯をつめたすしなど。ごはんに高知特産のゆず酢を加えることが多い。

すし皿鉢

写真:皿鉢料理(さわち・さはちりょうり)

高知では、刺身を大皿に豪勢に飾り立てて守る料理を「皿鉢料理」といい、すしだけを盛り付けたものを「すし皿鉢(さわち)」というようです。

サバの姿ずしをはじめ、タチウオの押しずしやアジの姿ずしなど海でとれたばかりの新鮮な魚身を使ってすしを盛る。さらにコンブ巻きずしや海苔巻ずしなども盛り込まれ、その姿は豪華。

土佐郷土料理を代表としてよく知られているようです。

一方、海から離れた内陸部に入ると、海魚の海産物を使わない「田舎ずし」(こんにゃくずし・ミョウガずし・タケノコずし・椎茸ずし・ナスずし・タカナずしなど)を盛り合わせた「すし皿鉢」が作られています。どちらも、旬の食材を見事に取り入れて行事に備えようとした土佐の人々の自慢料理だそうです。

Youtube

参考:Google高知県 うちの郷土料理 高知県

『すしから見る日本 日本全国さまざまなすし』(川澄健 監修)

『現代すし学』 (大川智彦 著)

まとめ

その土地ならではの環境と昔の人の知恵からできた「すし」が日本全国にありますね。

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