日本の寿司のルーツ「ふなずし」と「本能寺の変」

東京のすし屋の娘でもある、江戸前寿司伝道師Satomiです。

皆さんは、「本能寺の変」の原因を聞いたことがありますか。

ふなずしがきっかけだったという説があります。

今回は、「本能寺の変」と「ふなずし」についてお話ししたいと思います。

ふなずしとは

ふなずしとは、滋賀県の名物の一つです。ふなを乳酸発酵させたもので、東南アジアから伝わった「なれずし」の原型に最も近いものと言われています。

奈良時代には、朝廷に献上する際、文字を書くために使われた「木簡」という木の板にも「鮒鮨」「鮨鮒」と書かれているものが発見されています。

ふなずしの作り方

二ブロブナやギンブナを塩漬けにして、2-3ヶ月置いた後、塩を洗い落とし、米飯と漬け込みます。そして、数ヶ月から2年以上、重石をして自然発酵させます。

発酵集、酸味が強く、初めて食べた人は「腐ってる?」と思うかもしれませんが、ふなずしのソールフードと言われています。

「本能寺の変」とは

1582年、家臣の明智光秀が天下統一目前だった織田信長を裏切り、京都の本能寺に泊まっていた信長を襲撃した事件です。

「本能寺の変」とふなずし

「本能寺の変」のきっかけが、実はふなずしだったという説があります。

「本能寺の変」数日前、徳川家康一行が安土城を訪れることになった時、信長から光秀が接待役を命じられます。その時、近江名物をふんだんに取り入れた料理を準備しました。その中にはふなずしも入っていましたが、信長は「腐ったものを出した!」と激怒。

大勢の家臣の前で光秀を激しく叱り付け、それを光秀が恨み、本能寺の変を起こすきっかけになったというお話しです。

信長は、安土城に住んで数年経っていたので、ふなずしが貴重な食べ物だと知っていたはずです。また、あまりの臭さに徳川家康が機嫌を悪くしたという話も本当なのかわかりません。

Youtube

まとめ

ふなずしは日本の寿司のルーツ。「本能寺の変」のきっかけになったという説もあるんですね。

歴史を楽しむ一つにしていただけたらと思います。

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